South Korea韓国

街を歩けばいたる所にカフェがあり、カフェが人々の生活に溶け込んでいる国、韓国。スペシャルティコーヒーカルチャーの発展は著しく、思わず心惹かれるような洗練されたカフェやコーヒーロースターが無数にある。韓国全土のコーヒーの消費量はこの五年で二倍に増えたとも言われており、そのアクティブなマーケットに惹かれ、欧米の大手ロースターが韓国に進出するケースも非常に多い。アジアで最もコーヒー消費の熱量が高い国の一つである。

Taiwan台湾

台湾では、親しい人と楽しむお茶の時間はごく日常的なもの。そんなお茶の時間にコーヒーが加わったのは、日本統治時代からだという。日本の喫茶文化から影響を受けたカフェが現れ始め、さらに1930年代には日本政府によってコーヒー生豆の生産も開始した。現在では世界トップレベルの焙煎、抽出技術を備えたロースターもあり、台湾産のスペシャルティコーヒーはその希少性から「幻のコーヒー」と呼ばれるほど高い評価を得ている。